スポーツのAIカメラ比較(2025年版)
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サッカーやバスケットボールなど、スピード感あふれるスポーツでは、かつてカメラを手動で動かして選手を追いかけるのが当たり前でした。 でも、今はもう違います。AIによる自動追尾カメラが、その常識を大きく覆し始めています。
カメラが自動で動き、プレーを見逃すことなく、ハンズフリーで撮影できる――
まるで専属のビデオオペレーターがいるかのような感覚で、試合や練習風景を簡単に記録できるのです。コーチは戦術分析に、選手はパフォーマンスの振り返りに、そして保護者やSNSユーザーは「最高の瞬間」をそのままシェアするために。
AIカメラは、あらゆる立場の人にとって便利なスポーツツールとなりつつあります。
ただし、製品選びには少し注意が必要です。
機能、価格、対応アプリ、撮影角度、画質など、比較すべきポイントは意外と多いのが現実。そこで今回は、注目度の高いAI自動追尾カメラ7選を厳選してご紹介させていただきます。
XbotGo Chameleon|軽量型スポーツ向け自動追尾カメラシステム
主な仕様:
●FollowMe 2.0 AI追尾テクノロジー
●4K/60fpsの高画質録画
●360°パノラマ自動追跡
●バッテリー駆動時間:最大8時間
●無料ライブ配信+20GBのクラウド保存
●Bluetooth対応でスマホと簡単接続
導入対象: 初心者~中級クラブ、保護者、SNS投稿メインの方。
XbotGoは、スポーツ撮影の初心者でもすぐに使い、直感的な操作性と軽さ(わずか540g)が魅力。もうスマホを持って撮影し続ける必要はありません。AI自動追尾カメラが子どものプレーをしっかり捉えてくれるので、保護者は両手を離して安心して試合を観戦できます。
コーチにとっても、指導しながら同時に記録ができるのが大きなメリット。録画開始からハイライト生成、クラウド保存まで、すべてアプリで簡単に操作可能です。
軽量・コードレスで持ち運びも簡単。初めてでもすぐに使える手軽さが、家族・指導者・チーム全体の強い味方になります。

Veo Cam 3 Auto-powered Camera
主な仕様:
●Followcam テクノロジー搭載
●4K HDRの高精細ビデオ画質
●重量:1.25kg
●バッテリー駆動時間:最大4.5時間
●ゲーム分析の自動生成
導入対象: 分析を重視したいコーチ向け。
Veo Cam 3は、選手のプレー分析を目的に設計された自動撮影カメラです。鮮明な画質で、試合の細かい動きまでしっかり記録できるため、コーチやアカデミーにとっては欠かせないスポーツ分析ツールとなっていますが、アップロード時間が長いで,ネット環境下にした時点から4〜5時間かかるそうです。さらに、基本の撮影・保存は可能ですが、高度な分析機能やクラウド活用をしたい場合は、有料サブスクリプションが必要になるため、代理店のKAMOで購入すると181,280円です。
Pixellot Air AI Sports Camera
主な仕様:
●12MP・4Kビデオ画質
●デュアルカメラ構成
●フルピッチ対応のパノラマビュー
●重量:3.5kg
●3G/4Gインターネット接続対応
導入対象:大会主催者、アーカイブ重視層
Pixellot Airは、12メガピクセルの4Kレンズを2つ搭載しており、パノラマ撮影とリアルタイムAI追跡の両方に対応しています。
プレーのスピードが速くてもブレずに撮影ができ、まるでプロのカメラマンのようにボールを中心に滑らかに追いかけてくれます。カメラは360°パン・チルトが可能で、ピッチ全体をしっかりカバーします。また、動きの激しさに応じて自動で追尾モードを最適化し、ゴール・アシスト・ファウルなどボールの動きに連動して重要なハイライトを抽出する能力にも優れています。
一方で、一部の高度なビデオ解析機能を利用するには月額サブスクリプション契約が必要なため、予算を抑えたい方にはややハードルとなるかもしれません。
SOLOSHOT3+ Auto-tracking Camera
主な仕様:
●4K高解像度ビデオ撮影
●65倍光学ズーム
●バッテリー駆動時間:2〜3.5時間
●128GB microSD対応ストレージ
●アプリによるライブ配信機能搭載
導入対象: ゴルフ・陸上・テニスなどの個人競技向け。
SOLOSHOT3+は、個人スポーツ向けに特化した自動追尾型カメラで、ゴルフ、テニス、陸上、スイミング、サイクリングなどに特におすすめです。
最大600メートル(約2000フィート)までの距離を追尾できる防水ウェアラブルタグが付属しており、選手がどれだけ動いてもカメラが自動で追いかけてくれます。
個人競技では、細かいフォームや動作の確認が大切。
4K映像と65倍ズームを組み合わせたこのカメラなら、迫力ある映像で自分のプレーを正確に記録できます。
ただし、画角(視野範囲)が狭いため、フィールド全体の記録には向いていません。
その代わり、1人の動きをピンポイントでしっかり撮るには、これ以上ない相棒となるでしょう。
FoMaKo HDMI PTZ Camera
主な仕様:
●フルHD(1080P)60FPS対応
●20倍光学ズーム搭載
●高S/N比CMOSセンサーでノイズ低減
●H.264 / H.265ビデオエンコード対応
●PoE(Power over Ethernet)対応
導入対象: 室内施設(卓球・バドミントン・ボウリング)での活用に。
FoMaKoスポーツカメラは、屋内競技を高精細かつ安定して撮影するのにぴったりな一台です。20倍の光学ズームとフルHD画質の組み合わせにより、卓球・バドミントン・アイスホッケー・ボウリングといった屋内スポーツでも、選手の繊細な動きを明るく、くっきりと再現してくれます。2D+3Dのデジタルノイズリダクション技術により、照明が暗めの環境でもリアルな映像を確保できるのも大きな魅力です。ただし、本機には内蔵マイクが搭載されていないため、音声収録が必要な場合は外部マイクの用意が必要です。
PTZOptics Move 4K PTZ Camera
主な仕様:
●最大4K/60fpsの高解像度映像
●12倍・20倍・30倍の光学ズームに対応
●1/1.8型 Sony製CMOSセンサー搭載
●パン角度:±170°、チルト角度:+90°〜-30°
●12V DCまたはPoE+対応の電源供給
導入対象:eスポーツ会場やプロ向けの動画制作チーム。
PTZOptics Move 4Kは、スポーツイベントや配信現場向けの本格PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラです。
最大4K・60fpsという高フレームレートで滑らかな映像を記録でき、暗所にも強いSony製CMOSセンサーを搭載しているため、照明環境に左右されにくく、安定した画質を維持できます。
ただし、このカメラはあくまで360度全景撮影には非対応。そのため、設置場所や視野調整は手動で行う必要がある点に注意が必要です。
Osbot AI-Powered PTZR 4K Webcam
主な仕様:
●4K Ultra HD(60fps)対応
●5倍光学ズーム
●HDR&自動露出調整機能
●ジェスチャー操作対応
●1/2.8インチ CMOSセンサー
●USB-C接続
導入対象:会議や講座などの場合に利用したい方
4Kの60fps録画と5倍ズームという基本性能に加え、**手をかざすだけでズームやアングル調整ができる“ジェスチャーコントロール”**が注目ポイント。
ボタン操作なしでカメラを動かせる感覚は、一度使えば手放せなくなります。また、HDR機能と高性能なCMOSセンサーにより、屋内外問わず明暗差のある環境でも自然な色合いで撮影可能。
スポーツだけでなく、Vlogや配信などの場面でも活躍が期待できます。ただし、パノラマビューや360度の広範囲追尾には対応していないため、大規模な試合の全体記録にはやや不向きです。
また、ジェスチャーの認識が安定しない場面もあるため、慣れが必要です。
自動追尾スポーツカメラの選び方ガイド
スポーツ撮影に最適なカメラを選ぶ際、重視すべきポイントは以下の通りです:
映像品質と被写体追従性能
スポーツ撮影において重要なのは、高画質(4K/フルHD)と高速な被写体追従性能です。
特にサッカーやバスケットボールなど動きの速い競技では、
‐選手の動きをクリアに捉える高解像度
‐一瞬も見逃さない高速追尾機能
この2つのバランスが重要です。どんなに画質が良くても、追尾が遅ければ大事なシーンを逃してしまいます。
電源方式と稼働時間
自動追尾カメラを選ぶ際は、安定した電源供給が必須です。
バッテリー式の場合は長時間駆動可能なモデルを選び、PoE(有線給電)対応やソーラーパネル連携など複数の電源オプションがあるとより安心です。
試合中に電源が切れてしまわないよう、選ぶ際は稼働時間もチェックしましょう。
携帯性と軽量性
屋内外を問わず、多様なロケーションで撮影する場合は軽量かつ持ち運びしやすいモデルがおすすめ。
特に折り畳み式三脚や専用収納ケースが付属するカメラシステムであれば、機材の移動・設置が格段に容易になります。
セットアップの簡便性
スポーツの現場では、スピーディーな設置ができることが求められます。
マグネット式マウントやタッチスクリーンインターフェースを採用した機種であれば、初めてご使用になる場合でもスムーズなセットアップが可能となります。
よくある質問(FAQ)
Q. スポーツ撮影に最適なカメラはどんなものですか?
→ 素早い動きにも対応できる「高速撮影」「オートフォーカス」「高画質」を備えたカメラが理想です。プレーの一瞬を逃さず、クリアに記録できます。
Q. どんなスポーツで自動追尾カメラが効果的ですか?
→ サッカー、バスケットボール、ラグビー、バレーボール、ホッケーなど、広いフィールドでチームプレーが行われる競技に特におすすめです。
Q. ネット接続は必要ですか?
→ 基本的な撮影機能はオフラインでも使用可能です。ただし、クラウドへのデータ保存やライブ配信など一部の機能を使うにはWi-Fi接続が必要です。
Q. AIカメラは本当に役に立ちますか?
→ はい、非常に有効です。AIによる自動追尾や動きの検知、顔認識などにより、手動では難しい正確な撮影が可能になります。操作もシンプルなので、どなたでも手軽に扱えます。
まとめ:あなたにぴったり1台を見つけよう
カメラ選びで大切なのは、機能が多いか、高画質かということではありません。本当に重要なのは「自分の目的や使い方に本当に合っているかどうか」**です。 練習風景の記録、試合の振り返り、SNSなどのコンテンツ制作――用途によって、選ぶべきカメラは変わってきます。操作のしやすさや機能のバランスも、実際に使ううえで大きなポイントになります。もし、高性能かつ使いやすいスポーツカメラをお探しであれば、https://jp.xbotgo.com/ をぜひご覧ください。
正しいカメラ選びは、映像を通して新しい戦術を学び、プレーをレベルアップさせる大きな一歩になります。あなたのスポーツ体験を、次のステージへと導いてくれるはずです。